「非正規労働者の賃上げ実施状況に関する調査」の結果のご報告をいたします。
調査にご協力いただいた皆さま、誠にありがとうございました。
調査期間は2024年3月1日~3月10日。調査方法はオンライン調査。回答総数は264件。
調査結果を端的にまとめると、
「今年1月以降に賃金の引き上げはされておらず、その予定も伝えられていない」割合が82.6%(218件)であり、「今年1月から現在までの間に賃金が引き上げられた」あるいは「今後の賃金引き上げの予定を伝えられた」と回答した割合である16.0%(43件)を大きく上回っていること。
回答のうち、大企業に勤める非正規労働者(117件)に絞っても、
「今年1月以降に賃金の引き上げはされておらず、その予定も伝えられていない」割合は80.0%(94件)とほとんど変わらないこと。
が明らかになり、企業規模を問わず、非正規労働者の賃上げはまだまだ進んでいないことがはっきりました。
インフレ、人手不足、株価は史上最高値であっても、多くの企業は進んで非正規労働者の賃上げをしようとはしないことがわかります。
ならば、非正規雇用で働く人が自ら声を上げて賃上げを求めるしかありません。
非正規春闘実行委員会では、パートやアルバイト、契約社員・派遣社員・個人事業主などが横に繋がって、120社に対して賃上げ交渉を始めています。
私たちと一緒に賃上げを求めていきませんか。賃上げ交渉やアクションなどについてはみんなでサポートします。